プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)
『こんな最悪の上司の下で、死にたくない!』『こんな最高の職場なら、死んでもいい!』
- おすすめ度
- 感動する度
- 心に残る度
- 作品名
- プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)
- 公開年
- 2006年
- 上映時間
- 110分
- 監督
- デヴィッド・フランケル
- ジャンル
- ヒューマンドラマ
- おすすめ度
- TMDb評価
- 7.4/10
- 一言紹介
- 舞台は現代のアメリカ、ニューヨーク。名門大学を卒業した後にジャーナリストになるという夢を抱き、田舎からニューヨークにやって来たアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)。ファッション、オシャレに関心のないアンドレアだったが無謀にも一流ファッション誌である『ランウェイ』の面接を受けることに。そんなアンドレアの意外性をカリスマ編集長と呼ばれるミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)に買われて…
「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」は2006年公開のヒューマンドラマ映画。 監督はデヴィッド・フランケル。 舞台は現代のアメリカ、ニューヨーク。名門大学を卒業した後にジャーナリストになるという夢を抱き、田舎からニューヨークにやって来たアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)。ファッション、オシャレに関心のな… 当サイトのおすすめ度は★4.5/5。 hulu・U-NEXTで視聴可能。
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)の予告動画
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)のストーリー(あらすじ)
舞台は現代のアメリカ、ニューヨーク。
名門大学を卒業した後にジャーナリストになるという夢を抱き、
田舎からニューヨークにやって来たアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)。
ファッション、オシャレに関心のないアンドレアだったが無謀にも一流ファッション誌である『ランウェイ』の面接を受けることに。
そんなアンドレアの意外性をカリスマ編集長と呼ばれるミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)に買われて見事ランウェイに採用されることとなった。
しかし、アンドレアの仕事はジャーナリストになるという目標とは全く違い、編集長のミランダのアシスタント秘書だった。
雑誌を作る仕事を想像していたアンドレアだったがミランダから依頼されるのはミランダの身の回りの世話や雑用を押し付けられるという内容のものだった。
そして、そこから地獄の日々が始まる。
早朝からアシスタントのエミリー(エミリー・ブラント)に叩き起こされ、
昼、夜、深夜…24時間関係なくミランダから様々な依頼、雑用の電話が鳴る響く。
その内容はミランダのプライベートのことなど、仕事のことだけではなかった。

引用元: 映画『プラダを着た悪魔』/© TM and2006 Twentieth Century Fox. All rights reserved.
それでも本来の自分の目的である文芸誌での仕事への足がかりとして、
ミランダの悪魔のような要求に耐えていくのだった。

引用元: 映画『プラダを着た悪魔』/© TM and2006 Twentieth Century Fox. All rights reserved.
とにかくミランダから依頼される仕事をこなす日々。
そんな生活の中でミアンドレアの心の中である変化が起き、これまでの価値観が変わっていくことになる。
最終的にアンドレアが手に入れたものとは…。

引用元: 映画『プラダを着た悪魔』/© TM and2006 Twentieth Century Fox. All rights reserved.
【ネタバレ考察】噴水に投げ捨てた携帯電話が意味するもの
映画の中で非常に鮮烈な印象を残すのが、鳴り響く携帯電話を噴水の中へと投げ入れる場面です。昼夜を問わず鳴り続け、プライベートな時間すら容赦なく奪っていったあの電話は、アンドレアにとってミランダの支配下に置かれ続ける日々の象徴として見ることができます。要求に応え続けなければ居場所を失うという恐怖や、常に仕事に追われ続けるプレッシャーそのものだったと解釈できます。
最初はファッションに興味がなく、あくまでジャーナリストになるための足がかりとして割り切っていたアンドレアでしたが、次第に仕事で成果を出し、周囲からも認められるようになっていきました。しかし、ミランダの期待に応えて洗練されていく一方で、恋人や親しい友人たちとの時間やすれ違いが増え、彼女自身の本来の生活が大きく削られていくことになります。
そんな過酷な日々の象徴であった携帯電話を自らの手で水の中に沈める行動は、単なる衝動的な現実逃避や職務放棄ではないと受け取ることができます。他人が敷いた華やかな成功のレールや、自分自身をすり減らしてまで求められる評価から、自らの意志で降りるという決断だったと捉えられます。その行動は、他人の基準で生きる自分を終わらせ、自分自身の人生の主導権を取り戻すための決断だったという見方ができます。
誰もが羨む華やかな世界に身を置きながらも、その輝きと引き換えに失われていくものの大きさに直面したアンドレアは、世間の評価ではなく、自分が本当に大切にしたい誠実さや生き方を選び取りました。僕自身もこの場面を観たとき、胸の中にあった張り詰めた糸が解けるような爽快感を覚えるとともに、巨大な世界から自分の足で歩み去る彼女の勇気に深く心を揺さぶられました。
アンドレアがランウェイを去った理由|ラスト・結末の解説
一流ファッション誌の編集長アシスタントというポジションは、業界を目指す無数の人々にとって喉から手が出るほど欲しい憧れの席でした。ミランダからの信頼を勝ち取り、将来への大きな足がかりを得ていたにもかかわらず、アンドレアはなぜあの場所を去る道を選んだのでしょうか。その根底には、頂点に立ち続けるために他者を蹴落とさなければならない冷徹な世界への強い違和感があったと考えられます。
パリ滞在中、ミランダは自らの地位を守るために、長年にわたって尽くしてきた同僚の将来を左右するような非情な決断を下します。成功を維持するためには誰かを踏み台にすることを厭わない業界の過酷な現実を目の当たりにしたアンドレアの心には、激しい葛藤が生まれたと解釈できます。さらに、ミランダから自分たちはよく似ているという趣旨の言葉を向けられたことで、このままこの世界に居続ければ、自分もまた誰かを犠牲にして平然と笑う人間になってしまうのではないかという強い危機感を抱いたと読み取ることができます。
アンドレアが本当に求めていたのは、誰かを踏み台にして手に入れる栄光ではなく、自分自身の信念に誇りを持てるジャーナリストとしての生き方だったと考えられます。ランウェイで過ごした過酷な日々を通じて、自分が人生において何を一番大切にしたいのかを見つめ直した彼女は、華やかな舞台から自らの足で立ち去ることを決めました。
その後、アンドレアは本来の志望であった新聞社の面接に臨みます。そこでは、ミランダから彼女を採用しないのは愚かな選択であると伝える趣旨の推薦が届いていたことが明かされます。自分の元を去った部下を恨むのではなく、一人の自立したプロフェッショナルとしてその能力と強い意志を認めていたミランダの器の大きさが窺えます。街中で偶然見かけた二人の間に描かれる距離感や余韻は、互いに異なる道を選びながらも深い敬意で結ばれている関係性を感じさせ、非常に清々しい余韻を残してくれます。
『プラダを着た悪魔』は実話なの?
過酷な労働環境やファッション業界の内幕があまりにもリアルに描かれているため、この物語が実話に基づいているのかどうか疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、映画『プラダを着た悪魔』はノンフィクションではなくフィクションですが、原作者の実際の体験が色濃く反映された作品として知られています。
原作小説の著者であるローレン・ワイズバーガーは、実際にアメリカの著名なファッション誌『VOGUE』編集部で、伝説的な編集長アナ・ウィンターのアシスタントとして勤務していた経歴を持っています。そのため、作中で描かれる息つく暇もない過密スケジュールや、理不尽とも思える厳しい要求、業界独特の緊張感に満ちた空気感には、著者が現場で実際に味わった体験が生々しく反映されていると言われています。
小説が発表された当時、冷徹で完璧主義なカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのモデルはアナ・ウィンターではないかと大きな話題を呼びました。妥協を一切許さない仕事への厳しさや、ファッション界全体に及ぼす絶大な影響力など、多くの類似点が指摘されています。
ただし、映画版においては単なる意地悪な上司を告発する物語にとどまらず、仕事に誇りを捧げるプロフェッショナルの孤独や、ひとりの人間としての脆さも丁寧に描かれています。実体験から生まれたリアルな設定を土台にしながらも、働くすべての人々が共感できるヒューマンドラマへと昇華された作品だと解釈できます。
よくある質問(ネタバレFAQ)
映画を鑑賞したあとに多くの読者が気になりやすい疑問やポイントについて、よくある質問をまとめました。
アンドレアとネイトの関係はどうなったの?
仕事の忙しさによる生活のすれ違いから、一度は距離を置くことになったアンドレアと恋人のネイト。劇中では、二人がニューヨークのダイナーで再会し、落ち着いた雰囲気の中で近況を語り合う場面が描かれます。ネイトは新しいレストランでの挑戦が決まり、アンドレアもまた新しい道へ進もうとしていました。二人が完全に元の恋人関係に戻ったのか、それともお互いの夢を応援し合える特別な友人として歩み始めたのかについて、明確な結論は示されていません。しかし、互いの生き方を尊重し合える対等な関係へと変化したことが窺え、二人の未来に対して前向きな希望を感じさせる描写だと解釈できます。
ミランダはなぜ最後に笑顔を見せたの?
街中でアンドレアの姿を見かけ、車に乗り込んだミランダが、サングラスを外してふと穏やかな笑顔を浮かべる場面があります。常に感情を表に出さず、冷徹な仮面を崩さないミランダがなぜ微笑んだのか。これについては、自分のレールを外れて自らの力で歩み始めたアンドレアの決断を認め、一人の人間として誇らしく感じたからだという見方ができます。自分の指示に従うだけのアシスタントではなく、自分に媚びることなく自らの信念を選び取ったアンドレアの強さに対し、心からの敬意を払った瞬間だったと受け取ることができます。
第一アシスタントのエミリーはアンドレアを許したの?
パリ行きの同行者を巡って関係がこじれてしまった第一アシスタントのエミリー。アンドレアはパリで手に入れたたくさんの高級な衣装を、すべてエミリーに譲るという連絡を入れます。エミリーは電話越しでは素直になれずに強がりな態度を取り続けますが、その後、新しいアシスタントに対してアンドレアの後任を務めることの難しさを語る場面があります。この描写からは、表面的なプライドを保ちつつも、アンドレアの誠意とこれまでの仕事ぶりを認め、二人の間のわだかまりが解消された様子を読み取ることができます。
アートディレクターのナイジェルはミランダを恨まなかったの?
長年待ち望んでいた大きなチャンスを、ミランダの保身のための策略によって直前で奪われてしまったナイジェル。大きな失望を味わいながらも、彼は取り乱して怒りをぶつけるようなことはせず、状況を受け止めようとします。ナイジェルはファッション業界の非情さと、ミランダという女性が背負っている過酷な重圧を誰よりも深く理解していたため、私怨にとらわれることなくプロとして自分の仕事を全うする道を選んだのだと考えられます。
『プラダを着た悪魔』の仕事と生き方に葛藤した人へ
目の前の仕事に追われて自分を見失いそうになったり、自分が本当に望んでいる幸せは何だろうと悩んだりしたとき、この映画は立ち止まって自分を見つめ直すきっかけを与えてくれます。アンドレアが下した決断は、単に厳しい環境から逃げ出したということではなく、自分が大切にしたい誠実さや人間関係を自分の意志で選び直すことだったと解釈できます。
理不尽な要求に応え続け、必死に食らいついた過酷な日々も、決して無駄な遠回りではありませんでした。どんなに厳しい環境であっても、そこで必死に積み重ねた経験や度胸は、自分自身を支える確かな糧になっていくはずです。他人の価値観や世間の評価に振り回されるのではなく、自分の人生の選択権を自分自身の手で握り続けることの大切さを教えてくれる作品です。
仕事やキャリアの選択に迷ったとき、自分にとって本当に大切な軸は何なのかを静かに問いかけてくれるはずです。
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映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)を見た感想・レビュー
この映画『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』も超おすすめ映画なので紹介させて頂きます!
胸が『キュッ』と締め付けられたり、目を覆いたくなってしまったりしながらも終始目が離せなくなる、本当におすすめの映画です!
最初はコメディ映画かな?と思っていたのですが、どちらかというとヒューマンドラマの要素が強く、
笑える映画というよりは感動したりほっこりした気持ちになるような映画でした。
そして、アン・ハサウェイがヤバイくらいの美人で
映画の世界なのに見ていて色々と応援したくなってしまう気持ちにさせられました!
それと同時にこの映画のリアルな世界観に思わず引き込まれて、
自分が今『映画を観ているんだ』ということを忘れさせる程の不思議な力をもった映画だと思いました。

© TM and2006 Twentieth Century Fox. All rights reserved.
余談ですが、この『プラダを着た悪魔自体は2006年、今から9年前に公開された映画です。
最近この映画で主演を演じた『アン・ハサウェイ』が主演する映画で
2015年10月10日公開の『マイ・インターン』も話題になりましたよね?
『プラダを着た悪魔』では有名ファッション誌のアシスタントという役を演じたアンでしたが、
2015年10月10日公開の映画『マイ・インターン』ではファッションサイトの社長を演じるようです。
どちらも『ファッション業界で働く女性』をターゲットにした映画となっていますが、
どうやら『マイ・インターン』は『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』の続編ではないようです。
女性中心の職場、ファッション業界で働く女性の姿をリアルに描いていて、
普段というかこの先僕が一緒観ることがないだろう世界を覗かせて頂いた気分にさせられました。
様々なリアルから生まれるヒューマンドラマからは文字通り目が離せません。
観た事がある人は是非もう一度、観た事がない人は是非DVDで。
見終わった後に何かに向かって頑張る力をきっともらえます。
最後はほっこりとした優しい気持ちになれる本当におすすめ映画です!!
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)の見どころ
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)の監督や出演俳優について
映画タイトル
プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)の製作国
- アメリカ
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)のジャンル
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)のキャッチコピー
『こんな最悪の上司の下で、死にたくない!』『こんな最高の職場なら、死んでもいい!』
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)を一言で例えるなら
ファッション業界で働く女性のリアル
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)の公開年
2006年
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)の監督
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)の主要キャスト
プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)を閲覧できる動画サービス
映画プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)のよくある質問
- 映画「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」はどこで見れる?
- 「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」はhulu、U-NEXTで視聴できます。
- 映画「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」の監督は?
- 「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」の監督はデヴィッド・フランケルです。
- 映画「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」はおすすめ?
- 当サイトのおすすめ度は4.5/5です。舞台は現代のアメリカ、ニューヨーク。名門大学を卒業した後にジャーナリストになるという夢を抱き、田舎からニューヨークにやって来たアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)。ファッション、オシャレに関心のないアンドレアだったが無謀にも一流ファッション誌である『ランウェイ』の面接を受けることに。そんなアンドレアの意外性をカリスマ編集長と呼ばれるミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)に買われて…
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