オデッセイ(The Martian)
幸い僕は植物学者。火星よ、我が植物学の力を恐れるがよい
- おすすめ度
- 感動する度
- 心に残る度
- 作品名
- オデッセイ(The Martian)
- 公開年
- 2016年
- 上映時間
- 141分
- 監督
- リドリー・スコット
- ジャンル
- SF
- おすすめ度
- TMDb評価
- 7.7/10
- 配信
- Netflix / Prime Video
- 一言紹介
- 舞台は2035年の火星。 アメリカは有人火星探査計画「アレス3」を行い、植物学者マーク・ワトニー(マット・デイモン)含む6名の宇宙飛行士達が火星に降り立った。 火星日18、マーク達は激しい砂嵐に遭遇し、任務の中止を決定した。 MAVの傾きを何とかしようとした宇宙飛行士たちだったが、砂嵐の中マークは飛んで来たアンテナの残骸が直撃し、そのまま吹き飛ばされてしまい、そのまま行方不明となってしまった。 船長のメリッサ(ジェシカ・チャステイン)はギリギリまでマークを捜索しようとしたが、船員全員の命を優先し、捜索を諦めた。 そして、マークを死亡したと見なし、ヘルメス号に乗って地球へ帰還する決断を行った。 NASAはメリッサからの報告を受け、地球ではマークの葬儀が行われることとなった。 しかし、実際には怪我を負ったもののマークは生存しており、何とか火星の基地にたどり着きます。
「オデッセイ(The Martian)」は2016年公開のSF映画。 監督はリドリー・スコット。 舞台は2035年の火星。 アメリカは有人火星探査計画「アレス3」を行い、植物学者マーク・ワトニー(マット・デイモン)含む6名の宇宙飛行士達が火星に降り立った。 火星日18、マーク達は激しい砂嵐に遭… 当サイトのおすすめ度は★4/5。 Netflix・Prime Videoで視聴可能。
映画オデッセイ(The Martian)の予告動画
映画オデッセイ(The Martian)のストーリー(あらすじ)
舞台は2035年の火星。
アメリカは有人火星探査計画「アレス3」を行い、植物学者マーク・ワトニー(マット・デイモン)含む6名の宇宙飛行士達が火星に降り立った。
火星日18、マーク達は激しい砂嵐に遭遇し、任務の中止を決定した。
MAVの傾きを何とかしようとした宇宙飛行士たちだったが、砂嵐の中マークは飛んで来たアンテナの残骸が直撃し、そのまま吹き飛ばされてしまい、そのまま行方不明となってしまった。
船長のメリッサ(ジェシカ・チャステイン)はギリギリまでマークを捜索しようとしたが、船員全員の命を優先し、捜索を諦めた。
そして、マークを死亡したと見なし、ヘルメス号に乗って地球へ帰還する決断を行った。
NASAはメリッサからの報告を受け、地球ではマークの葬儀が行われることとなった。
しかし、実際には怪我を負ったもののマークは生存しており、何とか火星の基地にたどり着きます。
当然そこには誰も居らず、自身で怪我の治療を行いました。
火星に取り残されてしまったマークにはNASAやヘルメス号への連絡手段も無く、自身の生存を伝えることが出来ません。
そして、マークは4年後の”アレス4″まで火星で生き延びることを決意します。
果たしてマークは地球に帰還することが出来るのだろうか?
【ネタバレ考察】絶望の星でジャガイモを育てる行為が意味するもの
火星にたった一人取り残されたマーク・ワトニーが直面したのは、圧倒的な「食料不足」という過酷な現実でした。次の有人探査船がやってくる4年後まで生き延びるためには、基地に残された備蓄食料だけでは到底足りません。そこで彼が選んだのが、居住施設の中でジャガイモを栽培するという前代未聞の挑戦でした。
僕はこの栽培の場面を観ていて、科学と人間の知恵が持つ底力に深く心を打たれました。過酷で乾燥した不毛の惑星で、自分の知識と手元にある限られた資材を組み合わせ、新たな生命を芽吹かせる。この行為は、単なる栄養補給の手段を超えて、人間が過酷な運命に対して「生きる意志」を表明する重要なステップとして解釈できます。
マークは植物学者としての専門知識を活かし、火星の砂を居住施設内に運び入れました。そして、保存されていたクルーたちの排泄物を混ぜて土壌を作り、ロケット燃料から危険を冒して水を作り出していきます。一歩間違えれば大爆発を引き起こすような極限状態の作業の連続です。それでも彼が一歩ずつ前進できたのは、途方もない困難を細かく切り分けて解決していく冷静な思考法があったからだと考えられます。
人はあまりにも巨大な絶望に直面すると、何から手をつければいいのか分からなくなり、立ちすくんでしまうことがあります。しかしマークは、生き残るために必要なカロリーを逆算し、栽培可能な面積を割り出し、今日できる作業を一つずつ淡々とこなしていきました。ジャガイモの緑色の小さな芽が土から顔を出した瞬間は、孤独な火星の基地が「死を待つ場所」から「生きるための拠点」へと変化した瞬間として読み解くことができます。
また、マークがどんなに過酷な状況でもユーモアを失わなかった点も非常に印象的です。船長が残していったディスコ音楽にぼやいたり、日々の記録を残すビデオカメラに向かって冗談交じりに愚痴をこぼしたりする姿は、過酷な現実から精神の崩壊を防ぐための防衛反応だったという見方もできます。知性とユーモアこそが、人間を人間たらしめ、過酷な宇宙の孤独から心を守り抜く最大の武器であると感じられます。
リスクを冒してまで仲間を救出に向かった理由|ラスト・結末の解説
地球への帰還途上にあったヘルメス号のクルーたちは、マークが火星で生きているという知らせを受けた後、命がけの重大な決断を迫られます。そのまま地球へ帰れば安全に家族のもとへ戻れるはずだった彼らが、なぜ危険な軌道変更を行って再び火星へ引き返す道を選んだのでしょうか。
NASAの地上本部では、すでに安全圏にいる5人の飛行士の命を危険に晒すべきではないという現実的なリスク管理の判断が下されていました。しかし、宇宙にいるクルーたちは全員一致でマークを救うための作戦に命を懸けることを決断します。この選択には、仲間を一人も見捨てないという探査チームの強い絆だけでなく、人命救助に対する倫理的な信念があったと受け取ることができます。
もし彼らがマークを見捨てて地球に帰還していたら、残りの人生を耐えがたい後悔とともに過ごすことになったかもしれません。危険を承知で火星へ戻る道を選ぶことは、彼らにとって自分たちの誇りと人間性を守るための必然的な行動だったと解釈できます。
さらにこの物語の結末で素晴らしいのは、国家や組織の壁を越えた国際的な協力が描かれている点です。NASAの補給船打ち上げが失敗した際、中国の宇宙機関が自国の極秘プロジェクトで使われるはずだったブースターの提供を申し出ました。政治的な対立や宇宙開発の競争を超えて、「一人の命を救う」という共通の目的のために世界中の英知が結集していく展開には、人類が本来持っている善意と協力の可能性が感じられます。
宇宙空間での決死の回収作業を経て、マークは無事に仲間たちと合流を果たしました。救出の場面では、宇宙服に穴を開けて噴出する空気を利用して進もうとするマークの型破りな発想と、それを受け止める船長たちの冷静な技術が見事に重なり合っています。知恵と勇気を総動員して困難を乗り越えたこの結末は、人間の可能性を信じさせてくれる力強い余韻を残しています。
地球に戻ったマークは、宇宙飛行士を目指す若い訓練生たちに向けて、自身の経験を語る教官としての道を歩み始めます。そこで語られるのは、特別なヒーローの武勇伝ではなく、「目の前の問題を一つずつ解決していけば、必ず道は開ける」という実践的な知恵でした。この結末の姿は、彼が火星で培ったサバイバルの精神が、次の世代へと確実に受け継がれていく希望の形として受け取ることができます。
『オデッセイ』は実話なの?
映画『オデッセイ』を観た人の多くが「これは実際に起きた事故を映画化した実話なのだろうか」と疑問に思うようです。あれほどリアルな宇宙空間の描写や、綿密な科学的サバイバルを見せられると、ノンフィクションだと思ってしまうのも無理はありません。
結論から言うと、本作は実話ではなく、作家アンディ・ウィアーが発表したSF小説『火星の人』を原作とした完全なフィクションです。人類は現時点において火星への有人探査を成功させておらず、マーク・ワトニーという宇宙飛行士も架空の人物です。
それにもかかわらず、なぜ本作がこれほどまでに実話らしく感じられるのでしょうか。その理由の一つとして、NASA(アメリカ航空宇宙局)による技術協力や、リアルな科学的描写に基づいている点が挙げられます。
原作者のアンディ・ウィアーは、小説を執筆する段階で火星の軌道計算や植物の育成条件などをシミュレーションしていました。さらに映画化にあたっては、NASAの専門家たちが協力し、現実に計画されている有人火星探査の構想や技術を参考に制作されています。
映画に登場する宇宙船ヘルメス号のイオンエンジン、居住施設の生命維持システム、探査車の設計、そして重力アシストを利用した軌道変更などは、現代の宇宙工学のアイデアや理論が取り入れられています。絵空事にとどまらないリアルな科学の描写が積み重ねられているからこそ、まるで本物のドキュメンタリーを見ているかのような圧倒的な実在感が生まれていると考えられます。
よくある質問(ネタバレFAQ)
映画『オデッセイ』について、鑑賞後に多くの人が気になった疑問やポイントをQ&A形式でわかりやすく解説します。
Q1. なぜマークは一人だけ火星に取り残されてしまったの?
探査チームが想定をはるかに超える激しい砂嵐に襲われ、緊急離脱を決断したことが発端です。火星上昇機(MAV)へ避難する移動の最中、強風で吹き飛ばされたアンテナの残骸がマークの宇宙服を直撃しました。生体モニターの通信が途絶え、猛烈な砂嵐で視界も完全に遮られたため、船長は彼が死亡したと判断せざるを得ませんでした。残るクルー全員の命を救うためには即座に火星を離陸するしかなく、苦渋の決断としてマークを残したまま出発することになったという背景があります。
Q2. 火星の過酷な環境でどうやってジャガイモを育てたの?
火星の土壌には植物の成長に必要な有機物やバクテリアが存在しません。そこでマークは、居住施設内に土を持ち込み、真空パックされていた自分やクルーの排泄物を混ぜ合わせることで、作物が育つ土壌を作り出しました。さらに、ロケット燃料に含まれるヒドラジンを化学分解して酸素と反応させ、水を作り出すことに成功します。感謝祭用に残されていた生のジャガイモを種芋として切り分け、徹底した環境管理を行うことで栽培を可能にしました。
Q3. 通信手段がないマークはどうやって地球と連絡をとったの?
マークは基地にあった探査車を改造して長距離を移動し、1997年に通信が途絶えて火星の地表に眠っていた無人探査機「マーズ・パスファインダー」を掘り起こしました。そのカメラと通信機器を持ち帰り、無事に再起動させることに成功します。首振りカメラの向きを利用して16進数のコードを指し示す方法を考案し、地球のNASA管制センターとの間でメッセージの送受信を復活させました。
Q4. なぜ中国の宇宙機関が救出作戦に協力したの?
NASAがマークへ食料を届けるために急造した補給ロケットが打ち上げ中に事故で爆発し、食料が尽きる前に次の補給を送る手段がなくなってしまいました。その危機を知った中国国家航天局(CNSA)は、自国の極秘太陽探査計画のために準備されていたブースター「太陽神(タイ・ヤン・シェン)」を提供することを申し出ます。国家間の政治的対立や宇宙開発の機密保持よりも、一人の宇宙飛行士の命を救うという人道的な連帯を優先させた決断だったと読むことができます。
Q5. マークは無事に地球へ帰還することができたの?
はい、マークは無事に地球へ帰還を果たします。火星から打ち上げられた離脱機によって宇宙空間へ脱出し、軌道を変更して火星へ戻ってきたヘルメス号のクルーたちによる決死の回収作業を経て、マークは無事に仲間たちと合流しました。地球へ戻った後は宇宙飛行士の指導教官として後進の育成に携わり、自分が火星で体験したサバイバルの知恵や、困難に直面したときの心構えを若い訓練生たちに伝える姿が描かれています。
『オデッセイ』の圧倒的なサバイバル劇に心を揺さぶられた人へ
映画『オデッセイ』は、広大な宇宙の孤独を描きながらも、決して暗く重苦しいだけの映画ではありません。極限の状況に置かれてもユーモアを忘れず、科学の力で問題を一つずつ突破していくマークの姿には、観ている僕たち自身も大きな勇気をもらえます。
生きていると、自分ではどうしようもない困難や、誰にも助けを求められないような深い孤独に直面することがあります。そんなとき、マークのように「まず目の前にある一つの問題を解決する。それが終わったら次の問題に取り掛かる」という姿勢を持つことが、どれほど大切かをこの映画は教えてくれます。
そして何より、一人の命を救うために世界中の多くの人々が知恵を絞り、国境を越えて協力し合う姿は、人間の善意に対する強い信頼を感じさせてくれます。科学の面白さと人間のたくましさをまっすぐに描いた本作は、人生の壁にぶつかったときに何度でも見返したくなる特別な一本です。
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映画オデッセイ(The Martian)を見た感想・レビュー
この映画【オデッセイ(The Martian)】もおすすめ映画なので紹介します!
最近SF映画(宇宙もの)にハマってて、Netflixで宇宙系の映画を漁って見ているのですが、この映画オデッセイ(The Martian)も面白かったです!
個人的にはマット・デイモンのファンで、彼の出ている映画はハズレが少ないと思っています^^
全部で2時間20分程の割と長めの映画なのですが、割とサクッと見ることが出来ました。
その理由の1つとして、CGの進化もあると思うのですが、見事に宇宙・火星が表現されていて、CGヤベーってなりました(゚д゚)!
同じ系統の映画でキャスト・アウェイもありますが、ぶっちゃけ全然別物の映画でした!
マジで今のCGの技術ヤバいです!!
映像美がすごすぎて、画面に吸い寄せられますw
2024年5月31日現在、primevideoやNteflixで見ることが出来るので、興味がある方は是非見てみてください!!
映画オデッセイ(The Martian)の見どころ
映画オデッセイ(The Martian)の監督や出演俳優について
映画タイトル
オデッセイ(The Martian)
映画オデッセイ(The Martian)の主題歌
スターマン / デヴィッド・ボウイ
映画オデッセイ(The Martian)の製作国
- アメリカ
映画オデッセイ(The Martian)のジャンル
映画オデッセイ(The Martian)のキャッチコピー
70億人が、彼の還りを待っている。
映画オデッセイ(The Martian)を一言で例えるなら
火星生活者第1号
映画オデッセイ(The Martian)の公開年
2016年
映画オデッセイ(The Martian)の監督
映画オデッセイ(The Martian)の主要キャスト
オデッセイ(The Martian)を閲覧できる動画サービス
- Netflix
- Prime Video
- hulu
- U-NEXT
映画オデッセイ(The Martian)のよくある質問
- 映画「オデッセイ(The Martian)」はどこで見れる?
- 「オデッセイ(The Martian)」はNetflix、Prime Videoで視聴できます。
- 映画「オデッセイ(The Martian)」の監督は?
- 「オデッセイ(The Martian)」の監督はリドリー・スコットです。
- 映画「オデッセイ(The Martian)」はおすすめ?
- 当サイトのおすすめ度は4/5です。舞台は2035年の火星。 アメリカは有人火星探査計画「アレス3」を行い、植物学者マーク・ワトニー(マット・デイモン)含む6名の宇宙飛行士達が火星に降り立った。 火星日18、マーク達は激しい砂嵐に遭遇し、任務の中止を決定した。 MAVの傾きを何とかしようとした宇宙飛行士たちだったが、砂嵐の中マークは飛んで来たアンテナの残骸が直撃し、そのまま吹き飛ばされてしまい、そのまま行方不明となってしまった。 船長のメリッサ(ジェシカ・チャステイン)はギリギリまでマークを捜索しようとしたが、船員全員の命を優先し、捜索を諦めた。 そして、マークを死亡したと見なし、ヘルメス号に乗って地球へ帰還する決断を行った。 NASAはメリッサからの報告を受け、地球ではマークの葬儀が行われることとなった。 しかし、実際には怪我を負ったもののマークは生存しており、何とか火星の基地にたどり着きます。
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