ペントハウス(Tower Heist)
大富豪 VS 使用人
- おすすめ度
- 感動する度
- 心に残る度
- 作品名
- ペントハウス(Tower Heist)
- 公開年
- 2011年
- 上映時間
- 104分
- 監督
- ブレット・ラトナー
- ジャンル
- コメディ
- おすすめ度
- TMDb評価
- 6.1/10
- 配信
- hulu / Prime Video
- 一言紹介
- この世にはタワーに棲める者とタワーに勤める者がいる…。物件は平均5億円。最高の眺めに最高のセキュリティ、そして最高のサービス。そんな『タワー』という超高級マンションので管理マネージャとして働くジョシュ・コヴァックス(ベン・スティラー)。最高のセキュリティ、最高の眺め、建物の高級感に負けない最高のサービスを提供し、それを仕切るのがジョシュの仕事だ。ある日、そのタワーの最上階、ペントハウスに住む『ウォール街の大富豪』と呼ばれる男、アーサー・ショウ(アラン・アルダ)がFBIに逮捕される。
「ペントハウス(Tower Heist)」は2011年公開のコメディ映画。 監督はブレット・ラトナー。 この世にはタワーに棲める者とタワーに勤める者がいる…。物件は平均5億円。最高の眺めに最高のセキュリティ、そして最高のサービス。そんな『タワー』という超高級マンションので管理マネージャとして働くジョシュ… 当サイトのおすすめ度は★4.5/5。 hulu・Prime Videoで視聴可能。
映画ペントハウス(Tower Heist)の予告動画
映画ペントハウス(Tower Heist)のストーリー(あらすじ)
この世にはタワーに棲める者とタワーに勤める者がいる…。
物件は平均5億円。
最高の眺めに最高のセキュリティ、
そして最高のサービス。
そんな『タワー』という超高級マンションので管理マネージャとして働くジョシュ・コヴァックス(ベン・スティラー)。
最高のセキュリティ、最高の眺め、建物の高級感に負けない最高のサービスを提供し、それを仕切るのがジョシュの仕事だ。
ある日、そのタワーの最上階、ペントハウスに住む
『ウォール街の大富豪』と呼ばれる男、アーサー・ショウ(アラン・アルダ)がFBIに逮捕される。
罪状は証券詐欺、約20億円もの横領だった。

引用元: 映画『ペントハウス』/(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
しかし、彼の犯した罪はそれだけではなかった。
アーサーはタワーの使用人の年金運用を請け負うふりをし、その年金を全て自分の為に使っていた。
当然預かった年金は手元には既になかった。
それを知った使用人の一人、ドアマンのレスター(スティーヴン・マッキンレー・ヘンダーソン)はショックを受け自殺しようとする。
自殺は未遂に終わるのだがそのまま病院へ運ばれる羽目に…。
後日、『ウォール街の大富豪』アーサーは1000万ドルを支払い保釈されることになる。
ジョシュは直ぐ様保釈されたアーサーの元に向かい訴えるが、悪びれる様子もなく、ジョシュに対し逆ギレする。
その結果ジョシュは怒り、ペントハウスのリビングにあるアーサーのフェラーリをゴルフクラブで叩き壊した。
その後管理マネージャをクビになったジョシュ。

引用元: 映画『ペントハウス』/(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
しかし、そのまま終わらせるつもりのないジョシュは
友人である泥棒のスライド(エディ・マーフィ)やタワーの使用人達と結託し、
アーサーの手によって消えてしまったお金を取り返す為の計画を練ることに。

引用元: 映画『ペントハウス』/(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
騙された使用人達は難攻不落のTOWER(ペントハウス)に挑む…。

引用元: 映画『ペントハウス』/(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
【ネタバレ考察】純金のフェラーリが意味するもの
映画『ペントハウス』において、物語の最大の鍵を握るのが、アーサー・ショウの部屋に置かれていたクラシックカーの存在です。部屋のリビングに堂々と飾られていた名車が、実は外装から内部パーツに至るまで純金で作られていたという展開には驚かされました。この奇抜な設定は、単なるコメディ映画の突飛なトリックにとどまらず、本作が描くテーマである「持てる者と持たざる者の格差」や「強欲の虚しさ」を視覚的に浮き彫りにする仕掛けと解釈できます。
アーサー・ショウのようなウォール街の詐欺師にとって、現金や銀行預金、株式といった資産は、当局の捜査が入れば瞬時に差し押さえられてしまう脆弱なものです。そこで彼が選んだのが、誰の目にも触れる場所に置きながら、誰もその本質を疑わない高級車への偽装でした。最も安全な隠し場所は、誰もが日常的に見ている場所であるという盲点を突いたわけです。自分の財産を何としても守り抜こうとする執念と狡猾さが、あの黄金の車に凝縮されていると読み解くことができます。
その一方で、タワーで汗を流して働くジョシュたち使用人にとっての財産とは、何十年もの地道な労働によって積み立てられた、ささやかな年金でした。彼らにとっての数万ドルは日々の暮らしや老後を支える命綱そのものであり、富裕層が保有する莫大な資産とは、その重みが根本から異なります。同じ「お金」という価値であっても、両者の間には埋めがたい重みの違いがあります。純金で覆われた車は、労働者の生活を奪って作られた富裕層の欺瞞を突きつける存在として描かれていると受け取ることができます。
個性豊かなメンバーが集まったチームが、それぞれの特技を活かして難攻不落のペントハウスに立ち向かっていく姿には胸が熱くなります。コンシェルジュとして奔走する仲間を演じたケイシー・アフレックの絶妙な掛け合いも見事で、チーム全体の絆が少しずつ強まっていく過程がとても魅力的でした。仲間との絆を描いた作品といえば、彼が出演しているグッド・ウィル・ハンティングも深い感動を味わえる名作として心に残っています。
物質としての金(ゴールド)は腐敗せず、形を変えても価値を失いません。ショウはその性質を利用して資産を隠蔽したという見方もできますが、最終的には裏帳簿の発見や仲間たちの作戦によって、自らの悪事が暴かれることになります。強欲さの結晶であった黄金が、最後には被害者たちの生活を救うための救済資金へと変わっていく皮肉な構図は、本作の持つ見どころと言えるのではないでしょうか。
ジョシュが一人で罪をかぶった理由|ラスト・結末の解説
物語の結末において、最終的にジョシュ・コヴァックスだけが法的な責任を引き受けて服役することになります。大金を奪還してめでたしめでたし、という単純な逃亡劇で終わらせず、主人公が服役する結末を迎えることには、ジョシュという男の倫理観とタワーの仲間たちへの深い思いが込められていると考えられます。
ジョシュはもともと、タワーの管理マネージャーとして完璧な仕事を誇りにして生きてきた人物です。住民への最高のサービスを徹底する一方で、部下である使用人たちの生活や安全を守ることも自分の使命だと捉えていたと考えられます。ショウに年金を奪われて絶望した同僚を目の当たりにしたとき、ジョシュが感じたのは激しい怒りだけでなく、自分がショウを信用して仲間のお金を預けさせてしまったことへの強い責任感だったと解釈できます。
だからこそジョシュの目的は、単なる私利私欲の泥棒になることではなく、奪われた年金を仲間に返し、ショウの悪事を白日の下にさらすことでした。作中でショウの不正を決定づける隠し帳簿が見つかり、決定的な証拠を提示する司法取引によって仲間たちが守られる一方で、ジョシュ自身が刑期を受け入れる結果になったと解釈できます。
もし全員で逃亡してしまえば、仲間たちは一生警察に追われる身となり、平穏な日常を取り戻すことはできません。ジョシュは服役を受け入れることによって、仲間たちを逃亡生活に追い込まず、正当な生活へと復帰させる道を作ったわけです。自己犠牲というよりも、マネージャーとして最後まで全員の人生を守り切るという覚悟の表れとして読み解くことができます。
服役中のジョシュが見せる穏やかな表情からは、後悔や悲壮感は感じられません。失われた年金は無事に仲間たちの元へと分配され、悪人は裁かれ、自分自身の誇りも取り戻すことができたという充足感があったからではないでしょうか。一本筋の通った男の責任感を描き切った清々しい幕引きだと感じられます。
『ペントハウス』は実話なの?
映画『ペントハウス』は完全なフィクション映画であり、作中で描かれたタワーへの潜入劇や純金カーの強奪事件がそのまま現実に起きたわけではありません。しかし、物語の根幹をなす「ウォール街の富豪による巨額投資詐欺」には、実際にアメリカ社会を大きく揺るがした実在の事件が色濃く反映されているという見方があります。
そのモデルとされるのが、2008年に発覚した「バーナード・マドフ事件」です。ナスダックの元会長でもあった大物投資家バーナード・マドフは、長年にわたって「高い利回りを確実に保証する」と謳い、世界中の富裕層や慈善団体、一般投資家から巨額の資金を集めていました。しかし実態は、新規の出資者から集めた資金を既存の出資者への配当に回すだけの「ポンジ・スキーム(自転車操業詐欺)」であり、被害総額は日本円にして数兆円規模にものぼりました。
マドフの詐欺によって、老後の蓄えをすべて失った一般市民や、財団が破産に追い込まれたケースが多発し、社会的な怒りが沸騰しました。本作に登場するアーサー・ショウも、タワーの住人やスタッフから成功者として見られながら、裏では使用人たちの年金を横領していました。その人物設定や欺瞞に満ちた構図は、マドフ事件を彷彿とさせるものとして描かれていると捉えられます。
現実の世界では、被害に遭った人々が奪われた全額を取り戻すことは極めて困難であり、多くの被害者が苦しみを抱えたまま終わりました。本作は、そうした社会的な理不尽や鬱屈した感情に対し、「騙された労働者たちが結束して悪徳富豪から直接財産を奪い返す」という痛快なリベンジ劇を提示することで、現実では叶わなかった救済とカタルシスを観客に与えてくれる作品として受け取ることができます。
よくある質問(ネタバレFAQ)
映画『ペントハウス』を鑑賞した後に多くの人が疑問に思うポイントを、分かりやすく解説します。
奪われた年金や純金のパーツはどうやって分配された?
解体された純金のパーツは、スライドたちの手によって個別の小包などに分けられ、被害に遭った使用人たちへ秘密裏に郵送されました。
車をそのままの形で持ち出すことは難しいため、パーツごとに分解して各人に届けることで、奪われた年金に見合う価値を分配する形がとられました。小包を受け取ったドアマンのレスターをはじめとするタワーのスタッフたちが、喜びに包まれる様子が描かれています。
ジョシュはなぜ自分だけ罪を引き受けた?
仲間たちを法的な追及から守る司法取引を受け入れ、計画の責任を引き受けたためと考えられます。
ショウの不正を暴く裏帳簿の存在を提示し、仲間たちへの追及を免除させる取引が交わされる中で、ジョシュ自身が刑期を受け入れる結果となりました。タワーの責任者として、仲間たちの人生を守ることを優先した選択と解釈できます。
スライドは途中で裏切ろうとしていたの?
一時的には自分だけで金を独り占めしようと画策していましたが、最終的にはジョシュたちに協力する道を選びました。
本職の泥棒であるスライドは、ジョシュたちを出し抜いて富を独占しようとする場面もありました。しかし、ジョシュたちの必死な思いや仲間を思う姿勢に触れる中で、単なる金目当てを超えた連帯感が生まれ、最後まで作戦を遂行する相棒となったと読み解くことができます。
ペントハウスの隠し金庫が空だった理由は?
アーサー・ショウが資産を紙幣のまま保管せず、純金のフェラーリへと加工して部屋に展示していたためです。
金庫の中に現金を入れておけば捜査機関に差し押さえられるリスクがありますが、リビングに飾られたクラシックカーであれば、誰もそれが純金の塊だとは疑いません。ショウの狡猾な隠蔽工作による仕掛けでした。
『ペントハウス』の痛快な逆転劇に胸が熱くなった人へ
悪徳な富豪に対して、日頃は目立たない労働者たちが知恵とチームワークを結集して立ち向かう姿には、大きなカタルシスがありました。決して完璧なプロ集団ではない仲間たちが、それぞれの持ち味を活かして難攻不落の要塞を攻略していく展開は、ケイパームービーとしての醍醐味に満ちています。
格差社会の理不尽さを背景に据えながらも、緻密な伏線回収とスリリングな強奪劇として昇華させる手腕が見事でした。仲間を信じて困難な作戦に挑む連帯感や、知恵を絞って巨悪を追い詰めていくプロセスには、物語としての強い推進力があります。
本作のように、個性あふれるメンバーが結束して予測不能なミッションに挑むケイパー作品やクライム群像劇が好きな方には、ハングオーバー!もおすすめできる一作です。予想のつかないスリルとチームの化学反応を味わいたい時に、ぜひ続けてチェックしてみてください。
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映画ペントハウス(Tower Heist)を見た感想・レビュー
この作品『ペントハウス(Tower Heist)』もおすすめ映画です!
ジャンルはコメディ?だと思います。
普段あまりコメディを観たりしないのですが、
この映画は本当に面白かったです!
主演のベン・スティラーは以前紹介した『メリーに首ったけ』のテッド役として主演を演じています。
ベン・スティラーとエディ・マーフィという組み合わせも本当に良かったです。
久しぶりに大笑いした映画です。
観た事がある人は是非もう一度、観た事がない人は是非DVDで。
大笑いしたい人におすすめの映画です。
週末お酒を飲んだりしながらこの『ペントハウス』を観て、
1週間の間に起きた嫌な出来事を大笑いして忘れましょう。
映画ペントハウス(Tower Heist)の見どころ
映画ペントハウス(Tower Heist)の監督や出演俳優について
映画タイトル
ペントハウス(Tower Heist)
映画ペントハウス(Tower Heist)の製作国
- アメリカ
映画ペントハウス(Tower Heist)のジャンル
映画ペントハウス(Tower Heist)のキャッチコピー
全財産は、最上階(ペントハウス)。
映画ペントハウス(Tower Heist)を一言で例えるなら
強盗?
映画ペントハウス(Tower Heist)の公開年
2011年
映画ペントハウス(Tower Heist)の監督
映画ペントハウス(Tower Heist)の主要キャスト
ペントハウス(Tower Heist)を閲覧できる動画サービス
- Netflix
- Prime Video
- hulu
- U-NEXT
映画ペントハウス(Tower Heist)のよくある質問
- 映画「ペントハウス(Tower Heist)」はどこで見れる?
- 「ペントハウス(Tower Heist)」はhulu、Prime Videoで視聴できます。
- 映画「ペントハウス(Tower Heist)」の監督は?
- 「ペントハウス(Tower Heist)」の監督はブレット・ラトナーです。
- 映画「ペントハウス(Tower Heist)」はおすすめ?
- 当サイトのおすすめ度は4.5/5です。この世にはタワーに棲める者とタワーに勤める者がいる…。物件は平均5億円。最高の眺めに最高のセキュリティ、そして最高のサービス。そんな『タワー』という超高級マンションので管理マネージャとして働くジョシュ・コヴァックス(ベン・スティラー)。最高のセキュリティ、最高の眺め、建物の高級感に負けない最高のサービスを提供し、それを仕切るのがジョシュの仕事だ。ある日、そのタワーの最上階、ペントハウスに住む『ウォール街の大富豪』と呼ばれる男、アーサー・ショウ(アラン・アルダ)がFBIに逮捕される。
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