となりのトトロ
このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。
- おすすめ度
- 感動する度
- 心に残る度
- 作品名
- となりのトトロ
- 公開年
- 1988年
- 上映時間
- 86分
- 監督
- 宮崎駿
- ジャンル
- アニメ映画
- おすすめ度
- TMDb評価
- 8.1/10
- 一言紹介
- 小学生のサツキと4歳のメイとその父が都会から離れ田舎の一軒家へと引っ越して来るところからこの物語は始まる。それは入院中のサツキとメイの母親を空気の綺麗なお家で迎えたいということからだった。新しく住むことになった家は古く、近くに住む子供からは『お化け屋敷』と呼ばれていた。長いこと空き家だったようでひどく汚れてしまっていた家にはお化けが住んでいて、メイとサツキに見付かってしまう。そのお化けは子供にしか見えなかった。
「となりのトトロ」は1988年公開のアニメ映画映画。 監督は宮崎駿。 小学生のサツキと4歳のメイとその父が都会から離れ田舎の一軒家へと引っ越して来るところからこの物語は始まる。それは入院中のサツキとメイの母親を空気の綺麗なお家で迎えたいということからだった。新しく住むこ… 当サイトのおすすめ度は★4/5。
映画となりのトトロのストーリー(あらすじ)
小学生のサツキと4歳のメイとその父が都会から離れ田舎の一軒家へと引っ越して来るところからこの物語は始まる。
それは入院中のサツキとメイの母親を空気の綺麗なお家で迎えたいということからだった。
新しく住むことになった家は古く、近くに住む子供からは『お化け屋敷』と呼ばれていた。
長いこと空き家だったようでひどく汚れてしまっていた家にはお化けが住んでいて、
メイとサツキに見付かってしまう。
そのお化けは子供にしか見えなかった。
特に何をするでもなく、害もないお化けで
そこに人が住むことでお化けは自然と消えてしまうというものだった。
お化けを見たという事を入院する母に早速伝えに行った二人。
そんな二人に母は優しく接し、サツキとメイの中で『早く新しい家でお母さんと一緒に暮らしたい』という想いが一層強くなった。
新しい生活が始まり、サツキが新しい学校へ通うようになった頃、
メイは自宅の庭で不思議な生き物を見付ける。
その生き物を追い掛けていったメイは次第に森へとたどり着き、そこで寝転ぶ不思議で大きな生き物と出会ったのだった…。
【ネタバレ考察】トトロの存在が不思議な安心感を与える理由
僕が最初にこの作品を観たとき、トトロという大きくて毛がふかふかした生き物の姿に、何とも言えない温かさを感じました。では、トトロとは一体どのような存在として描かれているのでしょうか。作中での描かれ方や二人の境遇から、いくつかの視点で考察してみます。
まず考えられるのは、トトロが田舎の豊かな自然や森そのものを感じさせる存在であるという見方です。サツキとメイがやってきた場所は、大きなクスノキがそびえ立ち、澄んだ空気と緑に包まれた場所でした。都会から引っ越してきたばかりの幼い二人にとって、見知らぬ土地での生活は楽しみであると同時に、どこか心細さもあったはずです。そんな中で出会ったトトロは、言葉を話すわけではありませんが、大きな体で包み込むような圧倒的な包容力を持っています。
また、病気で入院しているお母さんのことを心配する幼い姉妹の「不安を和らげる存在」として捉えることもできます。お父さんは大学での仕事や執筆で忙しく、サツキも新しい学校へ通い始めます。メイが一人で過ごす時間が増える中で、トトロとの出会いは大きな救いになったと読むことができます。クスノキの幹の穴で眠るトトロのお腹の上でメイが安心して眠ってしまうシーンは、子どもが心から安心感を得ている瞬間として描写されているように感じられます。
さらに、トトロはサツキやメイが困っているときにそっと力を貸してくれる点も印象的です。普段は森の奥で静かに眠っており、人間たちの生活に過剰に干渉することはありません。庭に蒔いた種が大きな木へと芽吹くシーンのように、子どもたちの夢や想像力を一気に膨らませてくれるような力を持っています。このように、トトロは単なる架空の生き物というだけでなく、子どもたちの成長を見守る森の守護者であり、不安な心に寄り添う温かな存在として解釈することができます。
お母さんの一時退院延期とメイの失踪の理由|ラスト・結末の解説
物語の終盤では、それまでののどかな空気から一転して、胸が締め付けられるような緊張感のある展開が訪れます。お母さんの一時退院が延びてしまったという知らせと、それにともなうメイの失踪です。このラストに向けた出来事には、どのような心情や描写が込められているのかを整理してみます。
お母さんの一時退院が延期になったことで、ずっと我慢を重ねてきたサツキとメイの感情が決壊します。サツキはお姉ちゃんとして気丈に振る舞おうと努力していましたが、お母さんの状態が心配でたまらなくなり、泣き崩れてしまいます。そして4歳のメイは、お母さんに元気になってほしい一心で、おばあちゃんの畑で採れたトウモロコシを抱えて一人で病院を目指す行動に出ます。
メイにとってそのトウモロコシは、おばあちゃんから「体に良くて元気が出る」と教えてもらった特別なものでした。幼いメイなりの純粋な思いやりと、大好きな母親に会いたいという切実な願いが、あの失踪という行動につながったと捉えられます。大人から見れば危険で無鉄砲な行動に見えますが、子どもにとっては自分の大切な人を助けるための必死の冒険だったと読むことができます。
メイがいなくなってしまい、村の人々やサツキが必死で捜索する中で、サツキは自分たちの力だけではどうにもならない限界を感じます。そこで彼女が向かったのが、トトロのもとでした。一人で森に入り、藁にもすがる思いでトトロに助けを求めたとき、トトロは優しく微笑み、ネコバスを呼んでくれます。このネコバスに乗ってサツキがメイを見つけ出し、無事に再会を果たすシーンは、観ている僕たちにとっても本当にホッとする瞬間でした。
そして最も味わい深いのが、七国山病院に到着した後のラストシーンの演出です。二人は病室の中に駆け込むのではなく、病院の敷地内にある大きな木の上から、お父さんとお母さんが仲良く話している姿を静かに眺めます。お母さんが元気に笑っている様子を目にして、二人は安心します。そして、窓辺に「おかあさんへ」と書かれたトウモロコシをそっと置いて、ネコバスで家へと帰っていくのです。
なぜ二人は直接会って抱きつかなかったのか、という点については様々な解釈が可能です。直接会ってしまうと、お母さんを心配させたり混乱させたりしてしまうことを幼いながらに配慮したという考え方や、お母さんが元気であることを自分たちの目で確かめられただけで十分に満たされたから、という捉え方があります。我慢していた子どもたちが、一歩大人へと成長した瞬間としてこのラストシーンを受け取ることができます。
サツキとメイが経験した成長と心の葛藤
『となりのトトロ』は、美しい自然や不思議な生き物との触れ合いを描くだけでなく、幼い姉妹が経験する心の葛藤と成長の物語としても読み解くことができます。作中でのサツキとメイの立場や心情の変化に注目してみます。
サツキはしっかり者として描かれており、家事やお弁当作りをこなし、妹の面倒も見ています。母親が不在の家で「自分がしっかりしなければ」という強い責任感を抱えていました。しかし、お母さんの一時退院延期を知らされたとき、彼女の抱えていた緊張や不安が一気に溢れ出します。「もしお母さんが死んじゃったらどうしよう」という恐れを口にして涙を流す姿は、彼女がまだ守られるべき子どもであることを感じさせます。
一方で、妹のメイは感情に素直で、自分が感じたことをそのまま行動に移すタイプです。トトロの小トトロや中トトロをどこまでも追いかけていったり、クスノキの穴に落ちても恐れずにトトロに話しかけたりします。メイのその物怖じしない素直さが、トトロたちとの出会いを引き寄せたと感じられます。しかし、お母さんの病気に対してはメイなりに強い不安を感じており、それがトウモロコシを届ける行動へとつながっていきました。
二人が試練を乗り越える過程において、近所のおばあちゃんやカンタといった周囲の人々の存在も欠かせません。引っ越してきたばかりの二人を温かく迎え入れ、困ったときには自分のことのように心配して一緒に探してくれる地域コミュニティの温かさがあります。トトロやネコバスといったファンタジーの存在だけでなく、現実に生きる人々の優しさや支え合いがあったからこそ、サツキとメイは不安に押しつぶされずに過ごすことができたと感じられます。
ラストのエンディング映像では、お母さんが無事に退院して家に戻り、家族が穏やかに過ごす様子が描かれています。サツキとメイが抱えていた不安が解消され、本当の意味での穏やかな日常が戻ってきたことが伝わってきます。大冒険を経て一回り大きくなった姉妹の姿に、観ている僕たちも深い温かさと感動を覚えるのではないでしょうか。
よくある質問(ネタバレFAQ)
『となりのトトロ』を観た人たちからよく寄せられる疑問や、気になるポイントについてFAQ形式で分かりやすく回答していきます。
トトロはなぜ子どもにしか見えないのですか?
トトロが子どもにしか見えない理由については、子どもたちが持っている純粋な心や豊かな想像力が関係しているという見方が一般的です。大人になると、日々の生活や現実に追われて、目に見えない自然の気配や不思議な存在を感じ取る感覚が薄れてしまうのかもしれません。サツキとメイが素直な心で自然と向き合っていたからこそ、トトロは姿を見せてくれたと解釈することができます。
ラストで二人がお母さんに直接会わずに帰ったのはなぜですか?
二人が病室に入らず、窓辺にトウモロコシを置いて去ったことにはいくつかの理由が考えられます。一つは、お母さんがお父さんと笑顔で話している姿を見て「お母さんは大丈夫だ」と心から安心できたからです。また、一人で勝手に飛び出してきたことや、夜遅くに遠くまでやってきたことで両親に心配をかけたくないという子どもなりの気遣いがあったとも読むことができます。
メイが抱えていたトウモロコシにはどんな思いが込められていますか?
トウモロコシには「おかあさんへ」という拙い文字が刻まれています。おばあちゃんから「おばあちゃんの畑で採れた野菜を食べれば元気が出る」と聞かされていたメイにとって、そのトウモロコシはお母さんを病気から救うための特別なお守りのようなものでした。お母さんへの純粋な愛と「早く良くなってほしい」という強い願いが込められた大切なアイテムと言えます。
カンタの不器用な態度にはどんな意味がありますか?
同い年の男の子であるカンタは、最初はサツキに対して冷たい態度をとったりからかったりします。しかし、雨が降ってきたときに黙って自分の傘を差し出して走り去るなど、根はとても優しい性格です。素直に好意や思いやりを表現できない年頃の男の子の照れくささや、田舎の人々の温かな人情味を映し出すような魅力的なキャラクターとして描かれていると捉えられます。
『となりのトトロ』の温かな世界観に心を救われた人へ
大人になってから『となりのトトロ』を改めて観返すと、子どもの頃には気づかなかった視点や感情が湧き上がってくることがあります。僕自身、20歳を過ぎてからこの作品に触れましたが、観終わったあとに胸がじんわりと温かくなる感覚を覚えました。
幼い頃に誰もが持っていたかもしれない「目に見えないものへの憧れ」や「自然の中で遊んだ記憶」、そして「家族を想う切ない気持ち」が、繊細な描画と音楽によって見事に表現されています。日常の忙しさに疲れたときや、心が少し殺伐としてしまったときにこの映画を観ると、実家や田舎に帰ったときのような安心感をもらえる気がします。
もし「昔観たことがあるけれど、最近は観ていない」という方がいれば、ぜひ今一度、落ち着いた時間の中でじっくりと鑑賞してみてください。きっと、サツキとメイの表情の変化や、森の空気感、そして作品全体に漂う優しい温もりに、改めて心を動かされるはずです。
映画となりのトトロを見た感想・レビュー
この作品『となりのトトロ』もおすすめ映画です!
もしかしたらジブリ作品で最も有名な作品なのかもしれませんが、
僕がこの『となりのトトロ』を観たのは20歳を過ぎてからです。
それまでは『トトロ』が何なのか、
どういう生き物なのか全く知りませんでしたし、
この『となりのトトロ』がどういうストーリーなのかという事も全く知りませんでした。
それでもこの映画を観終わったあとに
一番ジブリらしい映画だなと思いました。
ジブリって子供に夢を与えてくれますよね?
『もしかしたらこういう生き物が本当に存在するんじゃないかな』とか
自分の世界を広げてくれるというか、
想像を豊かにしてくれますよね。
ちょっと脱線しちゃいますが、となりのトトロの『都市伝説』をご存知でしょうか?
・トトロは死神だった
・死神のトトロに出会った事でメイとサツキは死んでしまい、映画の後半から二人の足元から影が消えた
・二人の姿が両親には見えない
・作中で出てくる地蔵にメイという名前が刻まれている
・エンディングはメイとサツキがまだ生きていたころの回想シーン
などなど、色んな噂がありました。
それを見て
『なんだこれ!』
『ジブリアニメじゃないのか?』
『気になる…。』
正直にいうとこの映画を観たきっかけはそんな感じでした。
最初は『一般的なジブリ作品として』
二回目は『都市伝説的な視点で』
観終わった後に何だか不思議な気持ちになりました…。
そういう事抜きにしても僕は良い映画だったと思いますし、
ジブリの良さが詰まった想像力を膨らませてくれる素敵な作品だったと思います!!
観た事がある人は是非もう一度、観た事がない人は是非DVDで。
是非一度都市伝説的な視点でも観てみてください。
映画となりのトトロの見どころ
映画となりのトトロの監督や出演俳優について
映画タイトル
となりのトトロ
映画となりのトトロの製作国
- 日本
映画となりのトトロのジャンル
映画となりのトトロのキャッチコピー
このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。
映画となりのトトロを一言で例えるなら
姉妹が過ごした不思議な時間
映画となりのトトロの公開年
1988年
映画となりのトトロの監督
映画となりのトトロの主要キャスト
となりのトトロを閲覧できる動画サービス
- Netflix
- Prime Video
- hulu
- U-NEXT
映画となりのトトロのよくある質問
- 映画「となりのトトロ」の監督は?
- 「となりのトトロ」の監督は宮崎駿です。
- 映画「となりのトトロ」はおすすめ?
- 当サイトのおすすめ度は4/5です。小学生のサツキと4歳のメイとその父が都会から離れ田舎の一軒家へと引っ越して来るところからこの物語は始まる。それは入院中のサツキとメイの母親を空気の綺麗なお家で迎えたいということからだった。新しく住むことになった家は古く、近くに住む子供からは『お化け屋敷』と呼ばれていた。長いこと空き家だったようでひどく汚れてしまっていた家にはお化けが住んでいて、メイとサツキに見付かってしまう。そのお化けは子供にしか見えなかった。
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