自虐の詩

自虐の詩
©2007「自虐の詩」フィルムパートナーズ

前略、お母ちゃん。あなたは何故私を産んだのですか?そして何故私を捨てたのですか?

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4
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3.5
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3

映画自虐の詩のストーリー(あらすじ)

前略、お母ちゃん。あなたは何故私を産んだのですか?
そして何故私を捨てたのですか?

ささやかな幸せを手にしたと思った瞬間、
いっつも不幸のどん底に叩き落されて…。

お母ちゃん、いっつも私は不幸でした

お母ちゃん、私は幸せになりたい。
本当にささやかな幸せでいい。

子供の時から何かと不幸続きの幸江(中谷美紀)。
幼い頃に母は蒸発し、父親と二人で生活していた。

幸江のたったひとつの願いは”幸せ”になること。
ただ、幸江が些細な幸せを手にした瞬間にそれ以上の不幸がやって来るのだった。

ある日、幸江の父の家康(西田敏行)は銀行強盗の罪で警察に逮捕されてしまうのだった。
そんなことがあり、幸江はとうとう一人になってしまい学校でも浮いた存在となってしまうのだった。

それから10年以上の歳月が流れ、幸江は小さな幸せを掴もうとしていた。
幸江には内縁の夫、イサオ(阿部寛)が居たのだった。

幸江は大阪の西成の”飛田荘”という小さなアパートでイサオと二人で暮らしていた。
共に暮らすイサオは無職のチンピラで毎日仕事もせず酒とギャンブルに明け暮れる毎日。
幸江はそんなイサオを養うために町の中華料理店でパートの毎日。

無口で乱暴者で気に入らないことがある度に食卓のちゃぶ台をひっくり返すイサオ。
そして、そんなイサオに健気に尽くす幸江。
昔から幸せと無縁の幸江だったが、今はイサオと居られるだけで幸せだったのだ。
しかし、同じアパートの隣の部屋に住む小春(カルーセル麻紀)はそんな小春を見て心を痛めていた。

そんな中、幸江のパート先中華料理店【あさひ屋】の店主(遠藤憲一)は密かに幸江に想いを寄せていた。
普段からプロポーズの機会を伺いながら、ことある毎に実行に移そうとするも肝心の幸江にはスルーされてしまう。

これは幸江が本当の”幸せ”を掴む為の物語。
しかし、幸江は幼い頃から幸せを手に入れようとするとどん底に叩きと落とされてきたのだった。
果たして幸江は本当の”幸せ”を掴むことが出来るのか…。

映画自虐の詩を見た感想・レビュー

この映画【自虐の詩】もおすすめ映画なので紹介させていただきます!
原作は週刊宝石に連載されていた【イサオと幸江】という4コマ漫画のようです。
映画の方では少し設定が違うようで、原作の舞台は東京都なっていました。

はっきり言ってしまうとこの映画【自虐の詩】は何も考えずに見れる映画です!
もちろん良い意味で笑

ホラー映画とかってそういう気分じゃないと見れないし、ストーリーが重い映画も疲れてる時とか憂鬱な気分の時には見れないですよね?
でも【自虐の詩】はそういうこと考えずに、というか本当に何も考えずに気軽に見ることが出来る映画だと思います!

個人的には”泣ける”とか”超感動する”とか、そういった感想はなかったんですけど、
見終わった後にほっこりとした気持ちにさせられました!

この映画に出演している阿部寛と遠藤憲一といえば、2009年に放送されたフジテレビ系列のドラマ【白い春】でも共演していましたよね?
あのドラマはマジでヤバかったです(´・ω・`)
最終回は3回くらい見たけど、3回とも鼻水出しながら号泣しました(´・ω・`)

思い返せばあの時も阿部寛は遠藤憲一の恋敵のような役だったと思います。
白い春でも阿部寛は元ヤクザという役柄を演じていましたが、そういったちょっとパンチのある役も合っていますね。

この映画、自虐の詩で阿部寛が演じる元ヤクザのイサオはただのチンピラニートではなく、不器用だけど妻に対する愛をきちんともっとギャップ萌えのあるキャラクターです笑

まだ自虐の詩を見たことがない人はNetflixやhuluでも視聴可能なので、是非時間がある時に見てみてください。
本当に何も考えずに見ることが出来るおすすめ映画です!
上手い言葉が見つからずまとめられませんが、きっと最後まで見て良かったと、ほっこりとした気持ちにさせてくれる素敵な映画です(*゚∀゚))

映画自虐の詩の見どころ

幸江とイサオの過去

映画自虐の詩の監督や出演俳優について

映画タイトル

自虐の詩

映画自虐の詩の製作国

  • 日本

映画自虐の詩のジャンル

映画自虐の詩のキャッチコピー

伝説の4コマ漫画映画化!笑いあり、涙あり、怒涛のエンターテインメント!

映画自虐の詩を一言で例えるなら

幸せの形は人それぞれ

映画自虐の詩の公開年

2007年

映画自虐の詩の監督

堤幸彦

映画自虐の詩の主要キャスト

  • 中谷美紀(森田幸江)
  • 阿部寛(葉山イサオ)
  • 西田敏行(森田家康)
  • 遠藤憲一(あさひ屋マスター)
  • カルーセル麻紀(福本小春)
  • アジャ・コング(熊本さん)
  • 加藤瑠美(藤沢さん)
  • 蛭子能収(新聞販売店店主)
  • 猪野学(タロー)
  • 竜雷太(組長)
  • ミスターちん(難波警部)
  • 金児憲史(船場巡査)

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